開設から3ヶ月──少しずつ築かれてきた日々の暮らし
- cli162
- 6月4日
- 読了時間: 2分
更新日:6月14日
グループホームを開設してから、気づけば3ヶ月が経ちました。まだまだ学びの途中ではありますが、ようやく私たちスタッフも日々の流れや支援のあり方に少しずつ慣れてきたように感じます。 入居された皆さんにとっては、新しい環境に飛び込むという大きな変化の中で、私たちの不慣れな対応に戸惑いや不安を感じさせてしまったこともあったかもしれません。この3ヶ月間は決して長い時間ではありませんが、その中でも実にさまざまな出来事がありました。
理事長である私にとって、入居者の皆さんはちょうど自分の娘たちと同じ世代。ですから、どこか自然と「娘がひとり増えたような気持ち」で日々を見守っています。引っ越してきたばかりの頃は、初めての人間関係や新しい土地に緊張や戸惑いを抱えるのは当然のこと。特に春という季節は、気持ちが揺れやすい時期でもありますよね。
実際に、一時的にホームを飛び出してしまうような出来事もありました。それでも、少しのすれ違いや小さな衝突を経験したことで、かえってお互いの距離が縮まり、より深い関係が築かれていったように思います。親のような気持ちで関わるからこそ、うやむやにせず、時にはしっかりと向き合いながら支えることが必要なのだと改めて感じました。
そして、まもなく出産を迎える入居者さんもいらっしゃいます。切迫早産で何度も入退院を繰り返す中、ようやく赤ちゃんに会える日が近づいてきました。妊娠に関してはいくつか気がかりな点もありますが、それについてはまた次回、ゆっくりお話しさせていただきますね。
ひとつひとつの出来事が、私たちにとっても大切な学びとなり、関係を深めるきっかけとなっています。これからも、穏やかで安心できる暮らしを、皆さんと一緒に築いていけたらと思っています。
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