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グループホーム開設から2か月——暮らしの中で育まれる新しい習慣

  • cli162
  • 4月29日
  • 読了時間: 3分


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2025年3月に、三田市と丹波篠山市で同時にオープンした障がい者グループホーム。開設からおよそ2か月が過ぎ、スタッフも入居者さんも、少しずつ新しいリズムに馴染んできました。スタッフは6人、うち1名は看護師で、医師や管理者、サービス管理責任者が毎週顔を出す体制もすっかり定着しました。特に丹波篠山のホームでは、タマル産婦人科から週2回の訪問看護も実施し、医療的な支援も着実に行っています。

さらに、4月からは本院で女性精神科と女性心療内科の外来診療が始まり、通院をされる入居者さんも増えました。平日の昼間は皆さん仕事に出かけ、帰宅後は夕食を取り、順番に入浴し、夜10時には消灯。朝は7時から朝食と出勤準備をし、掃除や片付けをしてから出発する――そんな一連の流れが、もう自然な日課になっています。土日や体調不良の日には昼食も提供し、必要に応じて通院同行も検討しています。もちろん、グループホームの本来の目的は「将来の自立」ですから、初めは病院同行から始めても、徐々に自力でバス停まで行けるようになる、といった小さなステップアップを目指しています。

医療法人が母体のホームであるため、特に医療面でのサポートが充実しているのも私たちの特徴です。最近では、糖尿病や過食症傾向についての相談が目立ちます。精神科のお薬の副作用や、ストレスによる食行動の変化はよくあることで、まずはご本人が自分の体の状態に気づくことが出発点です。そして「病気を治したい」という意欲が芽生えれば、健康的な食事への切り替えも自然に進んでいくでしょう。

私たちは、無農薬玄米と無添加食品をベースにした食事を提供していますが、まだ市販のお菓子や甘い飲み物に頼ってしまう場面も見受けられます。砂糖の依存性や、体への悪影響に気づいてもらうことがこれからの課題です。併せて、天然のミネラル豊富な塩の大切さも知ってもらいたいと考えています。「塩=高血圧」という誤解は根強いですが、本物の天然塩であれば体に良いのです。

もうひとつ、私たちが重視しているのが「情報環境」です。当グループホームには地上波テレビは置いていません。代わりに、リビングでは常にソルフェジオ周波数の音楽を流し、体と心を休める時間を大切にしています。テレビ漬けの受動的な時間、ノイズだらけの音環境が心身に与える悪影響を避けるためです。支援員の方々からはテレビがないことへの戸惑いの声もありますが、本当に入居者さんの健康を思うなら、こうした「小さな悪い習慣」を断ち切る勇気が必要だと私たちは考えています。

これからも、入居者さん一人ひとりが自分らしい未来へと歩き出せるよう、環境作りと支援に力を注いでいきたいと思っています。

 
 

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