心と体をつなぐマインドフルな食事
- cli162
- 2024年10月31日
- 読了時間: 2分
更新日:4月29日

グループホームでの生活の中で、大きな価値のひとつとして多くの方が挙げるのが「食事」です。ソルフェジオ丹波篠山では、本院である産婦人科のシェフ監修のもと、安心で美味しい料理を提供しています。入居者の方にも可能であれば食事作りを手伝っていただき、一緒に料理を楽しむことができる機会もあります。こうして手間をかけ、心を込めて作られた料理を共に囲むことで、自然と会話が生まれ、心が和む時間が流れます。
私たちが提供する食事には、特に食材選びにこだわりがあります。農薬を使用していない玄米や小豆を取り入れ、食品添加物を極力排除し、天然のだしを使って旨味を引き出した料理を提供しています。こうした工夫は、食事が単に栄養を取るだけのものではなく、心と体を整え、健やかに保つ大切な要素だと考えているからです。
日本と韓国で発達障害の子どもが増加傾向にあることをご存知でしょうか?この背景には、農薬や食品添加物が影響していると考えられています。特に、虫も寄せ付けないといわれるネオニコチノイド系の農薬や、海外では発売禁止となっている食品添加物が、日本では広く使われている状況があります。毎日の食事が私たちの心身に与える影響は計り知れず、これを変えることで少しでも健やかな環境に身を置くことができると信じています。
このグループホームでは、そうした安心・安全な食材を使った丁寧な食事を通して、入居者一人ひとりが「食べる」ことの喜びを再発見できるようサポートしています。食卓を囲むことで得られる温かさや、心身に優しい食事がもたらす安らぎは、日常の小さな癒しであり、回復の大きな一歩でもあります。
食事がつなぐ人と人の輪の中で、心がほぐれ、自分らしく生きる力を養っていけるよう、私たちはこれからも心を込めた食事をお届けしていきます。


